保健指導向上委員会アンケート 保健指導のアウトソーシングについてどう思いますか? アンケート調査結果レポート!

委託編

回答から見えてきた「委託あるある◆

Q 保健指導をアウトソーシングしていますか。

結果グラフ

特定保健指導がスタートして10年が経過し、インフラとしてアウトソーシング機関が整備されてきた印象がありましたが、アウトソーシング機関を利用している人はまだ半数に満たない状況です。

Q委託側の専門職として、保健指導をアウトソーシングする/しない、アウトソーシング先の選択などに、どのように関わっているか教えてください。

結果グラフ

アウトソーシングをするしない、アウトソーシング先の選択に関わっている人が3割、関わっていない人が7割。理由として、保健指導の実施内容が決まってから、保健指導の専門職として事業に関わることが多いように見受けられました。

Q アウトソーシングしていない方へ していない理由を教えてください (選択) 。

結果グラフ

現在「自前のみの保健指導」は6割を占めています。その理由の半数が保健指導の予算の問題。「予算がない」「自分でやるしかない」といった覚悟の回答も。他にはアウトソーシングしたがやめた理由として「アウトソーシングについて費用対効果を疑問視されている」「事業所の特性を理解していない指導だったため」といった厳しい意見もありました。

Qアウトソーシングしている方へ している理由を教えてください(選択) 。

結果グラフ

現在「全部または一部をアウトソーシング」は4割。理由の8割が専門職の人数などマンパワーの問題と回答。とくに全国各地に対象者のいる「委託」は、アウトソーシングの活用が必須な状況のようです。他にも「目標とする保健指導実施率を達成するため」といった積極的な姿勢の回答もありました。

Q アウトソーシングしている方へ アウトソーシング先を選んだポイントを教えてください(選択) 。

結果グラフ

選択のポイントはやはり「予算」と「実施地域」。現段階では、予算をどれだけ有効に使い保健指導の実施率をあげるかに重点が置かれ、プログラム内容や結果実績などの評価につながることは、これからの課題のようです。ただ「運動を強化したいから」など、明確な目的をもっている回答も。また、今までの関係性から「そこしか頼めない」といった回答もありました。

Q アウトソーシング機関それぞれの良い点・改善点を教えてください。

こちらは個々のアウトソーシング機関にたくさんのご意見をいただきました。

良い点の回答としては、「臨機応変でレスポンスがよい」「打ち合わせに同行してくれる」「初回面談から以降の管理をすべてしてくれる」といった保健指導事業自体への対応、「指導実施者が丁寧に聞き取り、指導、記録してくれる」といった保健指導の内容、「メタボ脱却率が○○%」「中断者がほとんどいない」といった保健指導の結果などがあげられていました。

改善点としては、「事務的な作業の不備」「コミュニケーションがとれない」といったことが多くあげられていましたが、「ノルマを達成させるための押し付けの指導をしている」といった手厳しい意見もありました。ただ改善点と良い点と両方に記述があった機関もあり、アウトソーシング機関の担当者個人の対応の良し悪しも関係しているように思われます。

※回答では実名をあげていただきましたが、今回のアンケート結果では公表は控えました。